なんだこの会見
先程点けたテレビでやっていた、みのもんたの謝罪会見。
長々とした話のほとんどは、保身の為の言い訳に終始。
挙句の果ては最後には、今後の活動に含みを持たせる発言で、まるで復帰会見のようだった。
何て言うかな~、見ていてあまりにも情けない会見で、虚しくなってしまった。
確かに、30過ぎの子供が行った犯罪の責任を親がとらねばならないのか?
と言う議論があるは分かるし、法的には親は関係ない。
ただ、それを自分から言ってはダメだよ~
わざわざ会見を開くなら、言い訳せずに頭を下げるだけで良いのに。
遠まわしに保身に走った話ばかりするから、余計に情けなく見えてしまう。
あえて誤解されることを恐れずに言うが、この世代の方々は非常に謝るのがヘタ。
私の周りでもそうだが、今の50後半から70過ぎの先輩方は目下の者には厳しいが
自分には甘い人が多い。
そして、何かトラブルがあると、誰が悪いのか犯人捜しをするばかりで
自分から進んで責任を取ろうとはしない。
潔くない人が多いんだよね。
彼らは、戦後の高度経済成長の流れに乗り、のちにバブルで贅沢を謳歌し、
そして、そのつけを後世に押し付けた世代。
その時代の中で、一生懸命働いて来たのは認めるが、一番苦労をしていない世代でもある。
仕事柄様々な年代の方と話をする事が多いが、この世代と話すのが一番つまらない。
だって、昔は良かっただの、俺は凄っただの、懐古的な話が多く生産性の無い話ばかりで
今現在の話はまず出ない。彼らは新しいものを吸収しようとする意欲がないように感じてしまう。
彼らよりも上の苦労されて今の日本の基盤を作り上げた先輩方や、20~30代の若者と
話している方が、有意義で刺激を受ける。
謝罪と責任、そして退き際は、簡素にそして綺麗に。
保身の為の言い訳は、晩節を汚すだけ。