選ばれる職人

景気の回復傾向と4月の消費税引き上げ前の駆け込み需要が重なって、昨年後半から忙しい状況が続いている。

実際、親会社では工事が捌切れない状況が続いており、他社に回している現場も数多くあるのが現状。

そんな状況下なのに・・・・・

会社からの急な頼まれ仕事を請けない職人が多数いる。。。

自分の仕事が忙しいから・・・ ネジ配管はやらないから・・・ 新築だけで十分だから・・・

生ガス工事はやらない・・・  祝日は休みでしょ・・・  夜間はやらない・・・

そして、・・・・そんな面倒な仕事はやってらんないよ・・・・これが本音。。。

自分の仕事が忙しいのは皆一緒。その中でやりくりをしながら一件でも多く仕事をこなして行くのが

仕事を請け負っている職人の責務のはず。

面倒な仕事は誰もやりたくないさ。でも、誰かがやらなければその仕事は終わらない。

どんな仕事にも受注した親会社があり、そしてその先に発注元のお客様がいる。

一体職人として、誰を見て誰のために工事をしているのだろうか?

職人としての技量とは配管の出来栄えは当然として、急な仕事や困難な状況の仕事を

いかにスピーディーにかつ、ユーザーの希望通りに収めていく事だと思う。

自分はどんな仕事でも、出来る限り請けて行くようにしている。

当然個人事業者なので請けられる件数には限りはあるのですが、その中でも常に予定を調整しながら

( これが大変なのですが。)、新築から店舗やガス栓交換までガス工事ならばどんな工事でも

請けられる体制を作る努力をしています。

それが、発注元である親会社との信頼に繋がると考えます。

今の忙しさは、いつまでも続かない。

消費税UP後の春過ぎは、落ち込むことも予想される。

その時に、請負先として選ばれる職人でありたいと常に考えている。

同じ会社から請けている職人でも、決して横並びではない。

私たちはプロ選手である。

どの選手を起用するかは、チーム(会社)に選択権がある。