食とは

ウチの息子はカマキリを捕まえて来ては、餌だと言ってバッタを入れている。
以前、カナヘビを飼っていた時の餌は生きているコウロギだし、
公園の池ですくって来た小魚を、亀に餌として与えた事がある。

その様子を話と、残酷だと言う人がいる。
子供に、そんな生き物が食べられる所を見せると、悪影響があるというのだ。


悪影響があるのかな?・・・う~ん違うと思うけどな。



食とは、命を食べる事だと言うう事を教えるのが大事だと思っています。

カマキリはバッタの命を食し、そして卵を産み新たな命を送り出す。
しかし、どんなに周りにバッタの数が多くてもカマキリは、必要な時にしか食べようとはしない。

それを子供が見て、命の連鎖を感じ取って欲しいのです。




今はスーパーに行って食材を見ても、パックされた肉、切り身の魚屋、刻まれている野菜など
本来の姿が分からなくなっている物が多く並んでいる。
利便性の為には仕方が無いのだろうが、これでは生き物を食しているのを感じない。


親の責任として、子供には命を食して我々は生きているのだよと、教えて行きたい。



食事の前には手を合わせて「頂きます」。食事の後は「ご馳走様」。
これだけは、するようにうるさく言っています。

これは、食材の命を頂きます、ご馳走様です、と言う意味だと教えています。
子供達が、何処まで理解しているかは分からないですが・・・


昆虫や、小動物達は、命の意味や大事さを教えてくれる良い教材だと思います。




余談ですが、ウチの亀吉はドンくさいのか、餌で上げた筈の3匹の小魚を
1匹しか捕まえられず、残りの2匹と共存しています。
しかも甲羅のコケを食べて貰って気持ち良さそうにしている・・・情けない