床下から出られない・・・
今日は、新築2×4の床下配管工事。
この現場は、基礎の段階で荒配管を済ませていて、
今回は床下で一箇所の接続工事と、丸めて置いた配管を床上に上げるだけの仕事。
現場に着き、建築の監督に床下に入れる場所を聞くと、
「そこの、点検口から入れるよ」と床下点検口を教えて貰った。
点検口をあけ床下を見ると・・・予想以上に狭い・・・
大引き下から土間までは30いや25cm位か・・・は入れるかな?
体を丸めて床下に入ると、基礎の人通口(基礎の開いている場所)の手前に
”ゆかづか”あり通りづらい。体を斜めにして、右肩を先に、ゆかづかの前に出し
何とか通る事が出来た。
顔を土間に擦りながら作業を終え戻ろうとすると、先程の人通口が通り抜けられない。
片方の肩を先に通そうとしても、体を斜めにしても、ゆかづかに当たってしまう。
・・・入って来れたのに? マズイ! 出られない・・・
焦れば焦るほど、上手く体が通らない。
5分程もがいているうちに、どうにか脱出する事に成功。
無理やり出て来たので、着ていた床下用のツナギはボロボロになってしまった。
擦り傷もあちこちに・・・
出てきた自分を見て、監督が笑って一言・・・
「奥まで入ったの、ガス屋さんが初めてだよ!よし、入れると他の職人にも言っておこう。」
え! 入れるって言ってたじゃないですか
後で聞くと、入れないと言って帰った業者がいたらしいです・・・
それにしても、出られなくなってもがいている時間は長く感じたな~
さすがに今回は、凄くビビリましたね。
「あ~怖かった・・・」