ドライバービット比較(予告で~す)

最近の、ハイパワーなインパクトドライバーを使用していると、
直ぐに駄目になってしまうのが、ドライバービットです。


自分も様々なビットを試しましたが、「このビットが一番!」と言うのが中々見つかりません。


それに、ドライバービットと言っても最近は各メーカーがいろいろな工夫をしています。

・ビットの浮き上がり(カムアウト)の防止
・衝撃を吸収してビットやネジ頭の欠損を防止(トーション機構)
・スリムヘッド ・高耐久 ・・・

など、様々な機能を盛り込んだ製品が多いです。



そこで、自分が仕事で1週間程、一種類のビットを使用してその感想を不定期に
掲載して行きたいと思っています。(単にネタ作りですけど・・ää


BIT.jpg
いずれ使用しようと思って置いてあったビットです。(使用中のもありますが・・・)
新しいのを見ると、つい買ってしまいますね~


今は、どのように様々な機能の比較を公平に出来るかを考えています。
トーションの効きや(分かるのかな・・・)・磁力の強さ・・・などを
同じ条件で比較出来るようにしたいです。
今の所、ビットの長さは、使われている方の多い「110mm」にするつもりです。



   


=================================

今日は今まで使ってきたビットの中から、簡単なレビューを一つ。

高機能ビットの先駆けの、「ベッセル トーションビット」

BSR.jpg   

ビットの軸の中心を極端に細くした、両頭ビット。
細くなった部分のしなりで衝撃を吸収し、ビットの折れや先端の破損を防ぐらしい。

このビットは、以前から良く使っているのですが、トーション効果が非常に強く
確かにネジが止まる時に柔らかく(ねじれる感じ)停止します。
ネジの欠損も少なく、ビット頭の折れもありませんでした。

ただし、トーション部の耐久性は余り良く無いです。
極端に細くなっているため、トーション部からの折れを何度か経験しました。
また、ビットを付けたままドリルを倒してしまうと、曲がってしまう事が多いです。

刃先のネジへの食いつきは良いのですが、丸くなりやすく耐久性は余り良いほうでは
無いように感じます。(スレンダータイプはより顕著です。)
刃の磨耗に比例して、磁力の落ちも大きいです。


個人的には、柔らかくビスが停止するので結構好きだったのですが、
曲がりやすい為、最近は余り使っていません。


==================================

今日は単なる感想文になってしまいましたが、
次回からは、もう少しきちっとしたレビュー記事を掲載したいと思っています。


また、こんな感じにした方が良いなどの、比較方法のご意見がありましたら、
お寄せ頂くと有り難いです。