倒産件数、戦後最悪

景気の悪化がますます深刻化しています。
新聞記事によると、2008年度上半期の上場企業倒産件数は6300件以上で戦後最悪、
負債総額は8兆円以上で、戦後2番目だそうです。

その倒産企業のグループ会社や、下請け業者など中小企業を合わせると
何万と言う数の会社が倒産・廃業している事でしょう。
特に、不動産・建築業の不振は9月以降また酷くなってきています。

自分の周りを見ても、景気の良い話は皆無ですね(^_^;)
急速に発注量が減っている取引先の大手メーカーや工務店がまた増えてきています。
中には、某経済誌に倒産危険度ランク最上位に載ってしまったメーカーも






どうやら、世界経済全体がうかれていたマネーゲーム中心の経済活動が
サブプライムローン問題が最後の引き金になり、急速に崩壊し始めています。
大体、投資中心の実際の生産活動が無い経済の体質など、持続するはずがないのです。
ようは、投資なんてギャンブルなんですから、身の丈にあった投資をしていないと、
一時的に儲かっても長い事続ければ、最後に待ちうけているのは破滅だけです。





先日、与謝野馨経済財政担当相は、
「日本経済自体は底堅く健全である。」 「他の国に比べ落胆する要素はない。」
などと、現実逃避とも思える発言をしていた!
いったい何処を見て、健全だと言えるのだろうか?
ま~、彼の持論である消費税アップの為には、便宜上「 健全 」でなければいけない
個人的な理由があるのでしょうが・・・・・


この無能な大臣や国会議員、そして官庁の役人では、世界経済崩壊の流れの中で
有効な対策をとれと言うのは、無理な話しなのでしょうね。



この先、どうなるのか・・・・・・明るい兆しが見えないです・・・・・






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