足元を見る
今日のニュースは、あの「 小室哲哉 」逮捕一色ですね。
音楽業界で一時代を築いたと言われた男が、あっと言う間の転落。
芸能界は流行りすたりが激しい世界なので、今どんなに売れていても明日は分からないですね。
常に今の流行を追い続けた楽曲を創っていた彼は、流れに追い付けなくなった時に
自分の帰るべき原点となる音楽がなかったのではないのでしょうか。
余りにも急速に売れてしまったので、自身の足元を見失っていたのでしょう。
そして、売れなくなり焦りが出ると、悪い話にも思わず乗ってしまう・・・・・
まさに、栄枯衰退です。
天才○○や、時代の寵児などと持てはやされる人達が、今もメディアに大勢出ています。
その人々は皆、現在と近い未来を自身ありげに語ります。
しかし、その未来を見えた人々は数年で表舞台から消えて行くのが大半です。
彼等を見ていると、自分自身のベースとなる足元をしっかりと固める事が
何よりも大事であると感じます。
仕事に置いては自身の職業への深い考察と、基本を常に考えて行動する事。
家庭に置いては守るべき家族と、夫婦そして親としての役割。
毎日、基本を地味に積み上げて行く事で初めて、仕事にも家庭にも
帰るべき場所を見つけ確保出来るのでしょう。
自分には、彼等のような飛びぬけた才能や感性はありません。
でも、地道に努力する事は出来ます。
最期に笑えれば、それが一番の幸福です。
だから、常に 「 帰るべき足元 」 を見つめて進んでいます。