悪魔の囁き

システムキッチンの工事に行った、リフォーム現場での事。


作業中の不注意で、貼り替えたばかで既にクリーニングも完了しているフローリングの上に
物を(コンロ脇にある調味料入れの引き出し)落としてまったå


慌てて、床に敷いて置いた養生シートをめくると・・・・・・・

あちゃぁ~、フローリングに凹みが
しかも3~4箇所ある。

ただ大きな凹みではなく、意識して見なければ分からない程度。







不注意を後悔している時、頭の中に・・・・・

 「 この位たいした事ない。知らん顔してバックレても分かりはしないって! 」

と、悪魔の囁きが聞こえてきた。

確かにこの程度なら分からないか~、 他にも傷はあるしな。
と、思わず囁きに乗ってしまいそうな、気の弱い自分。





そこに、もう一つの声が・・・・・

 「 知らん顔したらお客様にも迷惑を掛けるし、何よりも後々まで後悔するぞ!
   きちんと謝りなさい!! 」

厳しい天使の声が、悪魔の囁きを遮ります。



凹みを確認したほんの僅かの間に、逃げたい気持ちと、対処をすべきとの気持ちが、
ぶつかっていました。   





その後直ぐに、リフォーム業者の監督に連絡を取り、修繕の手配をして、
お客様に直接事情を説明して謝りました。

お客様からは、「 その程度なら分からないから、大丈夫だよ。 」
と言って頂きました。
ホッと胸を撫で下ろしましたが、自分の不注意さには深く反省する次第ですܤ






しかし、いざと言う時になると、弱い自分が顔を出す。 情けないな~ɤ
もっと、しっかりしないと





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