ドライバービット比較方法 一部変更
ドライバービット比較のテスト方法を、一部変更します。
ドライバービット比較方法
テスト(4)「 鉄アングルへのドリルネジの締め付け 」
今まで、鉄アングルにドリルビスを締め込んでいただけで、
あまりビットによる差が出にくいテストでしたが、
次回から、4mm厚のL字アングルを重ねて締め付ける事にしました。
これにより、ビスの着地時の衝撃が増え、ビットへの負荷が大きくなります。
また、1本のビスを何度か締め直してリセス穴の損傷を見ていましたが、
これからは10本を目安に締め込んで、ビット刃先の損傷(耐久性)及び、
トーション効果を調べるテストとします。
試しに何本かのビットでテストしましたが、かなりテスト結果に差が出るようになりました。
ちなみに、ホームセンターでセット売りしている安売りビットで試したところ、
1回の締め付けで、刃先がねじれました!
材質の弱さが、もろに出ています。
そしてトーション効果が比較的低い、ベッセル ギザビットで試したら・・・
2回の締め付けで、刃先が折れました!!
同じベッセルのトーションビットは折れなかったので、トーション効果の低さが
原因だと思っています。( ベッセルの刃先は折れ易いですけどね。)
このようにビットへの負荷が大きくなり、耐久性がより分かり易いテストになると
思います。
・・・その分インパクトへの負荷も凄く大きくなってしまって、
本体の耐久性も心配になりますが・・・(^_^;)
テスト(5)「 コンクリートへのノープラグビスの締め込み 」
今までは、市販のコンクリート平板へ締め込みをしていましたが、
平板内への石の混入がどうしても多いため、ビスがスムーズに
ねじ切って入っていけない事が多発してしまいました。
これでは、実際の現場でのコンクリートへの締め付け作業とテストでは
印象がかなり変わってしまいます。
そこで、次回からはこの平板の使用を止めて、自分が実際に現場で
ノープラグビスを締め込んで感じた印象を、記述する事に変更します。
また、テストの内容としては、リセス穴の浅いビスへのビットの適応が
( 4mmノープラグビスは浅めです。)主体となります。
テスト(6)「 ビット刃先の磨耗 」
今までは、ビット比較テスト後の刃先の磨耗をチェックしていましたが、
テスト(4)で高負荷での刃先の試験をする事になったので、
この項目では、実際の現場作業で2~3週間使用した刃先の磨耗度を見る事とします。
以上、上記のようにテスト項目を変更させて頂きます。
昨年はビット比較をだいぶサボってしまったので、今年は頑張りたいと思います!
また、試して欲しいビットなどがありましたら、教えて下さいね。
宜しくお願いします