互換バッテリーへの注意

マキタと日立工機のHPに申し合わせたかのように、互換&リサイクルバッテリーに
対する注意が同時期にUPされています。



マキタ 「 リチウムイオン電池パック使用上のご注意 」

日立工機 「 日立コードレス工具用蓄電池に関する重要なお知らせ 」



どうも各所で最近多くなってきた、寿命になったバッテリーのセル交換をするサービスや、
ROWA電池プロなどで販売している互換バッテリーなどの普及への
メーカー側の牽制の意味合いなのでしょう。

今や充電工具が販売の中心となってる工具メーカーにとって、
消耗品であるバッテリーこそが、大きな収入源なので、
このような互換バッテリーの普及は、大きな問題なのでしょう。

この辺りの図式は、プリンターのリサイクルインクへのキヤノンエプソン
対応と同じです。

本体を比較的安価に設定して普及させ、高額な消耗品で儲けを出す。
メーカーとしては当然の販売方法です。
また、余りにも互換バッテリーが普及してしまいメーカーの業績にも影響が出るようだと
新たな製品開発も、できなくなるかもしれません。



ただ消費者側からすると、やはり寿命の短いバッテリーの負担はかなりキツイのも事実。
そして、その要求に目を付ける会社が出て来て、より安いバッテリーを提供するのも
また当然の流れでしょう。



互換バッテリーの良し悪しは、人によって考え方が違う事でしょう。
リスクがあっても、安い物の方が良い人と、純正の安心感を求める人。
自分は充電工具に関しては、やはり純正ですかね~。。
以前、バッテリーのセル交換を頼んだ事がありますが、ショートするなどの
初期不良があったり、寿命も純正の半分ほどだったりで、余り良くなかったです。
手作業で行うセル交換は、どうしても製品にバラつきが出るようです。
やはり、純正の安心感には敵いません。

でもROWAのような比較的名の通った会社の互換バッテリーには、興味ありますけどね。




工具メーカーも、建設不況の中厳しい経営を強いられている事だと思います。
今回の互換バッテリーに対する注意も、死活問題なのでしょう。
でもユーザー側からしてみると、これだけ充電工具が普及したのだから、
バッテリーの価格設定も、もう少し下げる努力をお願いしたいものです。
買い易い価格になれば、模造バッテリーを買う必要はなくなりますからね。







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