再生ならずか・・・

自民党の新総裁は、予想通り谷垣氏。。。


下野して、新たな代表を決める総裁選。
自民党の新しい姿を示す、チャンスだったのだが、
見せたのは、旧態依然とした派閥と言う内輪だけの理論。
結局、重鎮議員（　河野太郎に言わせると、膿の方々・・・）が狭い政党の中での
力を保とうとしただけ。　そう、自己保身の理屈だけだ。

何故、今回の衆院選で負けたのかを普通に考える事が出来るのならば、
派閥の影が見えない人を選ぶべきであろう。
正直、谷垣禎一では、重鎮議員の操り人形にしかうつらない。

安倍→福田→麻生と党の都合で選んできて負けたのに、全く意識が変わっていない。

しかも、今回の総裁選には、石破・石原・桝添・・・と行った本命議員が出ていない。
結局彼等も、首相の椅子が欲しいだけ。　
本当の気概があるのならば、今立たなくてどうするのか？

攻める新生自民党を見たかったのだが、非常に失望している。
野党になった事で、世代交代が起きると期待していただけに。




賛否は様々あるが、今までの政策の問題定義を出している与党民主。
その問題を隠していた、前政権の野党自民。
自らのけじめを付けられなかったこの野党に、勝ち目は無い。
民主党が余程のヘマをしなければ、来年の参院選も自民は負けるであろう。
そして、分裂・・・最悪のシナリオに走り出したのではないか。





今の自民党を見ていると、古いビデオを見ているようだ。
同じ事の繰り返しでは、時間の流れには乗り遅れてしまう。



「　みんなでやろうぜ！　」　そんな悠長な事言ってる場合じゃない。
今自民に求められているのは、強いリーダーシップ！