突然の悲鳴
ようやく重なりまくった現場もなんとか片付き、平常運転に戻りそうです。
いやいや、さすがに疲れましたね~(^^ゞ
家に帰ってきても、風呂に入って書類の整理をするのが精一杯で、
とてもPCを弄る気力はなかったです・・・・・
でも、今朝のW杯はライブで見てましたが
( 日本 でも次戦のパラグアイは、今回は強いぞ! )
今日の現場での事ですが。。。。。
ず~っと入っている造成現場で作業中、既に入居されている御隣の家から
突然大きな赤ちゃんの鳴き声と、お母さんらしき人の悲鳴が聞こえてきた!
そして窓が開き、 「 助けて下さいと!! 」 と我々に向かって叫んできた。
その場に居合わせた、自分を含めた作業者3人と、現場監督の計4人が急いで
家の中に入って見ると、赤ちゃんの足が開いている室内ドアのヒンジの間に
挟まって抜けなくなっている。
この隙間に足が挟まっていた!
(ちなみにこの写真は我が家のドアの画像で、実際に挟まったドアではないです。
現場では写真を撮る余裕なんてとてもとても・・・・)
挟まっていたドアは、この写真のドアよりもヒンジがもっと下にあり、
赤ちゃんの足はそのヒンジの上に挟まっていました。
動けない痛さと怖さで泣き叫ぶ赤ちゃん。
足がねじれて入っていて、無理して引っ張り出せば怪我をするのは確実。
そこで、下のヒンジのビスを少しずつ緩めて、隙間を広げる事に。
一人はドアがずれないように押さえ、一人は赤ちゃんが暴れぬように抱え、
もう一人がヒンジのビスの前にある足を痛めないように慎重に持ち上げ、
そして自分がビスを少しずつ緩めて行きます。
大人4人がかりの、救出劇となりました。
4本目のビスを緩めた時、ドアの隙間が僅かに開き無事救出!
足も大丈夫だったようで、ホッと胸を撫で下ろしました。。。
しかし、こんな狭い隙間に足が挟まるなんて・・・
ドアの建具メーカーとしてはこのような事例は想定外なのでしょうが、
もし間違ってドアが閉まって閉まったら、大怪我になっていた事でしょう。
やはり何らかの対策は、今後必要なのではと思ってしまう出来事でした。
子供はどのような行動をするかは、予測しづらい。
でも、それを予測し考え入居者の安全を守るのが、建築業界の使命なのです。
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