この状況下でも下請け叩き

 福島第一原子力発電所の事故に絡み、東京電力が3月末、第一原発などの納入業者や工事の委託業者に対し、契約解除や支払いの保留を通知していたことが分かった。業者らは「協力企業の連鎖倒産が起きかねない」と反発している。   asahi.com





昨日の記事だが、こんな危機的状況でも下請け叩きをするんだね~

役員報酬は50%カットらしいが、それでも平均1,800万以上あるらしい・・・
今の状況で役員や執行部が給与以外の役員報酬を貰おうとしてるのが異常。


それに本来なら、この状況を打開するためにも現場で働く ( 原発作業だけでなく
一般の電気工事やエンドユーザーへの対応を含めた全て。)一般社員や協力業者には、
きちんと対価を支払わなければ何も改善しない。
今は、現場が全てのはず。
誰が一番汗を流して働いているか、考えてみなよ!








確かに賠償問題などで、東電が厳しいのは当然理解する。
だが、下請けを叩く前にもっとやるべきことがあるのではないのか。
これでは、役員自らの報酬だけは先に確保したと、批判を受けるは必死である。

保身優先で立場の弱い者から吸い上げると言う、天下り官僚体質の弊害の極みだな。



それに政府もこの事については、全くコメントなしか?
ま、政府も東電だけに責任を押し付けて、責任論を回避しようとしてるからね。
もう政府として成立してないよ。









国も企業も、下の者に責任だけは押し付けるが金は出さない。
ほんと腐ってる。



そして腐った官僚体質は電気だけでなく、わが業界も同じ。
年々腐っていくのを実感する。   空しいほどに。。。。。