非常識なマスコミ

先日、京都府亀岡市無免許運転の車が登校中の小学生の列に軽自動車が突っ込み
10人が死傷した事故。


この痛ましい事故で、被害者の方々の治療に当たった救命救急センターのブログ記事が
ネット上で注目されています。






    TECCMC's BLOG 4月23日 マスコミの人間に心はあるのか




取材拒否の病院の要請を無視し、マスコミ各社は霊安室前で勝手に撮影していたとの記事であります。

それに対し、名指しされた読売、毎日、朝日は反論をしており、但馬救命救急センターに対し
訂正要求を( 圧力? )求めているようである。




亀岡事故、行き過ぎた取材だったのか 病院「心が腐っている」vs新聞社「事実誤認、訂正を」J-CASTニュース




今回の一連のマスコミの対応を、自分は非常に腹立たしく思う。

実は昨年、自分の自宅の近くで、傷害事件が起こり、警察やマスコミで騒然としたことがありました。
その事件の直後、我が家にもマスコミが取材と言う名目で押しかけ、
新聞記者やテレビクルーの余りの非常識な態度に大変憤慨しました。

その中には、共同通信などの大手通信社や、地方新聞、そして今回名指しされている
大手新聞各社もおり、彼らはまるで特権階級でもあるかとの勘違いのごとく、
事件で不安に怯えている地域住民の生活を、まさに土足で踏みにじるように
我が物顔で、取材をしていました。




自分自身も取材を受け、はじめは丁寧に対応をしていたのだが、事件に全く関係のない
我が家の個人的な情報を聞き出そうとしたり、若い記者の非常識な口の利き方に
最後は自分が怒ってしまい、取材を受けるのをやめてしまいました。
( 非常識な口の利き方は、どの社も同じ。業界の体質なのでしょう。)


警察でもなんでもない彼らに、何故無関係な私生活のことまで話さねばならないの?
取材と言えばどんな事でも治外法権的に出来ると勘違いをしているのでは。。。
ちなみに、その事件の時に捜査をしてた警察の方々は、マスコミの人間と違い
一般常識を持ったきちんとした対応をしてましたよ。 当然のことですけどね。
だからこちらも、出来うる限りの捜査協力をしてきました。



その後数日間捕まらない犯人のことより、道端で無礼に張っている新聞記者の異様な光景が
怖く、気持の悪い日々を過ごしました。



その時、ほんと実感しました。 
こんな奴らが、新聞記事やTVのニュースを作っているのか・・・・・
この国のマスコミは、駄目だなとね。






震災の報道でも、原発関連の報道でも、彼らは利害関係のある所からの圧力には
簡単に屈するのに、弱い相手には事実以上にドラスチック書き立て煽り上げる。











今回の京都の件でも、自己の反省よりも弱い立場の救命救急センターに圧力を掛けて
自己保身に走っている。
それよりも、救命救急センターや被害者の方々に対してのお詫びが先ではないのか?



こんなマスコミに真実は報道できるはずがない。
既存の古いマスコミは、もう腐り落ちたと。







これからは、作られたお仕着せの情報を鵜呑みにするのではなく、
インターネットやSNSを通じて情報を得る時代。
受けてのこちら側は、その様々な情報の正否を自らの頭で、精査する力を持たねばならない。
お上の発表だけを聞いている時代は、過ぎたのである。