手抜き工事
ちょっと古めのアパートのリフォーム工事。
現場に着くなり、工務店の現場監督から、「 これ見てくれよ!」と見せられたのが、
上階キッチン配管のPS下の床下。
これ、何が変か分かります?
上から来ている排水管が何処にも繋がっていない!
何故か排水管が途中で止まっていて、下に他配管が走っている。
そして下に受けるべき排水管がない。(1階排水管の掃除口はある。)
そう、上階キッチンの排水が1階床下に十数年も垂れ流しだったようだ。。。(*_*)
当然、床下の土は(土間では無かったです。)真っ黒い油が何層にも積み重なったような状態。
一階の床は下がってしまっていたようで、リフォームを請け負った工務店は頭を抱えていた。
自分もこんな手抜き工事を見たのは、初めて。 驚きました!
なんで、今まで分からなかったのか?
こんな排水が繋がっていないなどと言う余りにも初歩的な施工ミスが、なぜ起きるのか?
引き渡し前に、排水検査はしてないの?
こんなミスは、系統ごとに水を流して、当該系統のマスできちんと流れているか確認するだけで
簡単に分かるはず。
何処の設備業者も、引き渡し前には当たり前のように行っていますよ。
いや~、余りにもずさんな施工に茫然としてしまった。
何処の業者が施工したのかは知らないが、こんな業者はプロじゃない!
日々の施工毎に、検査~確認の作業を習慣付けていないと、こんなミスが起こる事もあるのでしょう。
しかし、これは酷い・・・