ボッシュ バッテリーアングルドリルGWI 10.8V-LI 使用感
この前購入した、BOSCHバッテリー木工アングルドライバードリル
GWI 10.8V-LI を使用してみました。
10.8Vリチウムイオンバッテリーを使用するこのアングルドライバーの最大の特徴であり利点は、
ヘッド部が5段階で可動し、作業し易い角度で作業が出来る事です。
ヘッドが可変するのは便利です
ビット取り付け部は、インパクトと同じ六角軸仕様です。
大きさのチェック!
ヘッドを曲げた状態で約25.5cm、ヘッドを伸ばした状態で約31cm。
ショートビットを付けて約12cm!
短いビスなら、15cmのクリアランスがあればネジ締めが出来ます。
自分の持っている日立10mmアングルドリルとの比較。
もう一つの特徴がアングル型では珍しいクラッチ機構!
7段クラッチです。
このクラッチには、初めは面食らいました
設定トルクになると、ギヤーが空周りするのではなく、電源が落ちるように止まります。
トリガーを握り直すと、また復帰します。
どうやらクラッチは機械式ではなく、電子クラッチのようです。
機械式クラッチに慣れているので、初めは違和感がありましたね~。
それとこのクラッチは意外とトルクを強めに設定してあるのか、4番以上に合わせると、
かなり硬い素材でもくい込んでしまう事があるため、軟弱素材では3番までに抑えるのが
良いと思います。
カラビナやフックに引っ掛けられる金物が付いています。便利ですよ~
木工への穴あけですが、カタログでは10mmとなっていますが、自分が使用した所、
21mmまでの穴あけが可能でした。(ドリルの刃が磨耗していない時。)
ただし、モーターの保護機能が働いて止まってしまう事もあります。
本体は握りやすく、また、トリガーも自然に引く事が出来ます。
ただし、手の大きい方には小さく感じるかもしれないですね。
回転速度は、同じボッシュの10.8VドライバードリルのGSR 10.8V-LI同様に遅めです。
しかも、トリガーを引くとゆっくりと回りだしてから、回転が速くなる構造になっています。
正直、もう少し早く回転して欲しい時もありますが、抑えづらいアングル型では、
この位が安全なのでしょう。
その代わり、トルクは見た目以上にあり、かなり粘りますよ
回転速度以外に不満な点は、LEDライトが付いていない事です。
ヘッドを可動するようにした為に、取り付ける場所が無かったのでしょうが、
狭く暗い場所で使用する事が多いアングルドライバーなのですから、
なんとか、LEDライトは付けて欲しかったですね。
バッテリーの持ちは木工の穴あけ作業を多用しない限り、ネジ締めではかなり持ちます。
リチウムなので、バッテリー管理も楽ですね。
細かい不満はありますが、コードレスでヘッドの角度を変えられるのは
実際の現場では非常に便利です。
一度、この可動ヘッドの恩恵を受けてしまうと手放せなくなりますよ