法要
今日は、昨年末に亡くなった妻の父の納骨と四十九日法要を執り行って来ました。
寒空の下でしたが、風も無く晴天の中で義父を送る事が出来ました。
お墓の前でお経が上げられる中、モクモクと昇る線香の煙を見ていると、
歌の「千の風になって」ではないですが、義父の魂が空に舞い上がり
風になって行くような思いが募りました。
区切りの日などだと改めて感じます。
突然の訃報から1ヶ月以上経ち、私達自身や親族の生活や想いは大きく変わって来ています。
義父の長男である妻の弟は、周りから見ても強く逞しくなったように感じます。
また、妻も悲しみを堪えながら、子供達の為に強い精神で努力しています。
皆、強い悲しみの中、強く立ち上がろうとしています。
いつまでも、悲しんでばかりではいけないでしょう。
強く生きた義父に報いる為にも、残された私達は未来に希望を持っていかなければなりません。
妻の実家から帰る間際に、義父が家庭菜園で育てていたニンジンを子供達が収獲しました。
大変小さなニンジンでしたが、いつの間にかそのニンジンを長男が仏壇に置いていました。
「 ジジに採れたよ~って言ってきた! 」
長男が嬉しそうに、自分に報告して来ました。
子供のこの気持ちが、いつまでも残っていて欲しいと思います。
それが、義父への一番の供養だと感じています。