暫定税率の期限切れ

今日から新年度が始まりました!
そして、ガソリン税暫定税率が期限切れた初日でもあります。

さすがに今日はまだ、値段を下げているスタンドは少なかったですね。
ただ、一地域だけ競合している4件が128円に下げている場所がありました。
スタンドが減額分を負担しているのでしょうね・・・・・大変だな~。




個人事業者の自分としては、毎日仕事で車に乗っているのでガソリンの
値段が下がるのは非常に助かります。
何しろ、ここ数年の建築不況で収入が減収しているなかでのガソリン価格の急上昇で、
負担が物凄く大きくなっていましたから。


ただ、親戚にも土木関係者がいるのですが、彼らの業界とっては仕事が
無くなってしまうため、かなりのダメージになるようです。





では政府が言うように、国民生活のためには暫定税率は無くさない方が良いのだろうか?

・・・・・・そんな事は無い! 暫定税率なんて間違っていると思う・・・・・・


昨日の福田総理の会見で、暫定税率を維持できずに混乱を招いた事をお詫びすると
言っていたが、それは誰にお詫びしているの?
国民? それとも既得権益を握っている一部の官僚や議員?
国民は、賃金の上がらない中でのこの2年程の急激な原油価格の高騰に
既に困ったていたでしょうが!
それなのに政府は何も手を打たずに、数字上のトリックでの景気回復に乗って、
増税の方法を考えていただけܤäƤ

しかも、子供達の未来に影響を残さない為にも・・・・・て、何言ってんの!
その子供達に、”暫定”と言う名で数々の問題を先送りにしているのは誰?

昨日の総理の会見を見て、非常に腹立たしかった。
福田総理、やはりこの人は駄目だ。全く一般の生活を分かっていない。
いや、福田だけではないかな。今の二世議員にはまともな奴はいないか・・・・・





結局、暫定税率と言う既得権益を維持したいが為に、道路整備を人質にしている。
30年も前にとりあえず施行した税率から未だに道路整備費を出すこと自体がおかしい。
暫定ではない財源の確保を、既にしていなければならないはずである。

土木関係者も、暫定税率の維持を望んでいるのではなく、ガソリンに頼らない
安定財源の確保を望んでいるのである。
彼等だってガソリン価格が高いのは、経営を圧迫して苦しんでいるのですから。




大手の会社は、原油価格高騰を商品価格に乗せて値上げをしようとしています。
しかし、多くの中小企業や個人事業者は、値上げを出来ません。
それどころか、大手取引企業から更なるコストカットを要求されています。
増えた負担分は、自社や個人の事業者持ち・・・・・・・

そしてこれから、小麦の値上げによる食品の大幅な値上げラッシュが起こります。
大手スーパーに押されている小さな商店では、原材料の価格を上乗せできない所も
多く出て来ると思います。



政府は、官僚や大手だけ占めている財界ばかりを見ているようだが、
国民生活をきちんと見る勇気を、持つ時期に来ている。










そして、ガソリン税を政局の具として暫定税率を廃止に追い込んだ民主党
今度は、あなた方が政府をねじ伏せられるような財源案を出す事が必要である。
もしも再議決により5月に暫定税率復活などとなったら、民主党の存続意味が無い。
今後は政府が強行裁決したから、などの言い訳は一切通用しないよ。
暫定税率は既に、民主党により廃止に追い込んだのですから、
これからの財源確保のあり方について、重大な責任があるのですから。