恐ろしい国
ニュース番組では、秋葉原の無差別殺傷事件の犯人、加藤容疑者の人物像や生い立ちを
長い時間を割いて、報道している。
学業成績の低下・・・・・
リストラの恐怖・・・・・
彼女が出来ない・・・・・
人生への挫折、絶望・・・・・
孤独感・・・・・
事件が引き起こされた要因を、加害者側から検証している。
でも・・・・・・・・・・・・
加藤容疑者の生い立ちがどんなもであろうと、彼と全く繋がりのない
殺された被害者にとっては、関係のない事である。
唯一ある事実は、一人の破綻者によって大切な多くの命が
一瞬にして奪われてしまったと言う現実。
大切な家族が突然いなくなってしまった遺族の心情を考えると、
昨年末に大事な人を突然亡くした自分にっとて、胸が締め付けられる思いがする。
しかも、今回は理不尽な殺人によって・・・・・悲しみはどれ程か。
「 誰でもよかった・・・」 最近の殺人犯からよく聞く言葉。
この軽々しい言葉を聞くたびに、怒りが込み上げてくる。
どんな人の命でも、家族にとっては、ただ一つにかけがえのない命。
でも、その大切さを、理解していない者達もが増えているのも、また現実・・・・・
やはり、日本と言うこの国は病んでいる。
どこかで、進むべき進路を間違ってしまった様だ。
これから、この国はどうなるのだろう・・・・・・不安が過ぎります。
子供を自分は、守っていけるのだろうか?
正直、恐ろしい。