マキタ 充電震動ドライバドリル HP440D 使用感
この前購入しました、マキタ充電震動ドライバドリルHP440Dの使用レポです
震動付きモデルなので、ドリルドライバに比べ僅かに重量があるのですが、
マキタ特有の細身のグリップを握って作業すると、特にその重さを感じる事無く
バランス良く作業が出来ます。
また強く締め付けなくても強固に締まるドリルチャックは、締め付け・取り外しが
小気味良く出来てビット交換が苦になりません。非常に良いチャックです。
今まで使っていたナショナルEZ6470のチャックに比べ、大変使いやすいですね。
耐久性も良さそう!
切り替え部。
ナショナルEZ6470と、マキタ4モードインパクトTP130Dとの大きさの比較。
( EZ6470は主に埋設配管用で使用しているので汚れてま~す^^; )
震動付だが、震動無しのEZ6470とほぼ長さは変わらない。
TP130Dは短いが、ボディーがかなり太いです。
EZ6470よりは背が高いが、TP130Dよりは低い。
では、HP440Dの各モードでの使用感です。
ネジ締め(クラッチ)モード!
クラッチは非常に静かに、また良く効いて、出来の良いクラッチです。
柔い母材にも、安心して使えます。
8番以上にすると締め付けトルクも強くなり、固い母材の締め付けもOKです。
直ぐに”ギャッ!”といって止まってしまうTP130Dのクラッチとは雲泥の差です。
ドリル(クラッチ無し)モード!
やはり12V機とは力が違いますね~! パワフルに穴あけが出来ます。
同じ14.4V機のTP130Dと比べても、遥かに穴あけ能力は高いです。
( HP440D は38N.m 、TP130Dのドリルモード時は10N.m、全く力が違います。)
試しに12V機では全く穴あけが出来なかった、刃の磨り減った32mm木工きりを
使ってみましたが、グイグイと穴あけが出来たのには、驚きました!
( カタログでは、木工27mmですが^^; )
30mm前後の穴あけは、これ一台でいけそうです。
最期に震動モード!
カタログ上ではコンクリート穴あけ、HP440Dは13mm、TP130Dは8mmとなっています。
ただ、自分が使用した感じだと、TP130Dの方がパワフルに感じてしまいます。
どうもこれはTP130Dの方が震動時の音が大きいので、力強く感じてしまうのと、
基本本体がインパクトドライバであるTP130Dの方が、回転数が高い事で、
そのように感じてしまうのだと思っています。
( HP440Dは1400min-1、TP130Dは2400min-1 )
実際に並べて穴あけをしてみると( 3.4mmで )同じ速度であけられるのですが、
石などの多いコンクリートでは、回転数の速いTP130Dの方が速いです。
ただ、6mmを越えるドリルを使用すると、HP440Dの方が速くなります。
トルクの差でしょうね。
コンクリート穴あけは、当然ですがハンマードリルには敵いませんが、
14.4Vの震動ドリドラとしては、十分なパワーはあると思います。
何より、安価なストレートきりが使用できるので助かります(^^♪
特別な機能がある訳ではない、非常にスタンダードな機種ですが、
大変しっかりと作り込まれていて、欠点がなく使いやすい機種です。
購入して良かったと思っています!
唯一の問題は、4モードTP130Dの出番が少なくなりそうな事ですかね
【MAKITA】マキタ リチウム14,4V充電式震動ドライバドリル【HP440DRFX】