ポジティブな考えを

新年度に入り、親会社でも社員の部署の異動や担当替えなどが行われています。
特に今回は合併した事もあり、大規模な異動となっているようです。


職場環境の変化に喜ぶ人、落ち込む人。
また、異動が無くホッとする人、ガッカリする人。
様々な感情が交錯しています。




友人が、営業所の異動を通達され、落ち込んでいる。
環境変化への不安。
新たな人間関係のへの不安。
そして、左遷されたのではとの疑心暗鬼・・・・・
全ての考えが、ネガティブな方向へと向かってしまう。

今まで力を発揮できなかった彼にとっては、新たな環境はチャンスなのではと
思うのだが、彼はどうしても発想の転換ができない。


彼はよく自分に向かって、｢　技術があるから良いよな～　」と言う事が多い。
しかし、技術は初めから持っていたものでは無い。
下積みの間の苦労、そして新たな技術を常に覚える努力を長い間積み重ねて
得たものである。
俺には無理だからと、新たな一歩を自ら踏み出さないで、
常に同じ位置から動こうとしない者には、簡単に羨んでもらいたくはない。








厳しい不況の中、どの職場でも労働環境は悪くなってきています。
でも、悪くなったからと愚痴ばかり言っていても何も解決はしない。
自らに与えられた環境の中で、いかにポジティブな考えを持てるかが
今の時代を生き残るには大事な事だと思う。

これじゃ出来ない！　と嘆く前に、　どうすれば出来るかを常に考える事が
チャンスを見つける唯一の方法です。