規制ばかりの安パト

社内・東ガス・工務店ハウスメーカー・ゼネコン・・・・・安全パトロール花盛り






ヘルメット、安全靴、長袖作業着、安全帯でのフル装備。
炎天下の中、通気性の悪い指定の作業着の袖も捲る事も許されずに掘削作業。
どんなに異常な暑さでも、上着を脱ぐのはご法度。
こまめな休憩をと言っても、弊社の詰め込んだ工期では休憩時間は取れない現実・・・
熱中症に注意してと言われても、いったいどうやって?






車両盗難・車上荒らしの急上に注意!
車両ロックの徹底。 しかしロックをしても盗難に会う事例があるので
車両の中には、図面など個人情報記載の書類・ガスメーター・会社のマークの入った
制服の着替えを置かない。。。
しかし、現場に図面やメーターなどは置くのは防犯上厳禁。
汗だくのままお客様のお宅へ伺うのも、当然CS上好ましくないないと言う・・・
いったいこれらの物は、何処に保管すれば良いのだろう?
全てをザックに背負って、穴掘りや床下作業をしろと言うのか???








これは駄目! あれはしてはいけない! 禁止事項ばかりの安パトや作業規制。
じゃあ、どうすれば良いかの答えは常に無い。
それは、現場の作業者が考えろと言わんばかり。

事故やトラブルがあれば、その行動や作業を禁止するだけで、その作業本質の
考察が無いので、どんどん規制が増えるばかりで作業が煩雑になり
余計に不備が増える悪循環。しかもそのつど、コストはさがる


結局、管理しているお上の方々は、何かあったときに火種が自分達に飛んでこない
用に防御しているだけ。
解決策の無い規制事項を作業者に押し付ける事で、指導していたの既成事実を作り上げ
事故が起きた時の吹け道を作っている。
なにが起こっても、指導通に行わない作業者が悪いのだと言う・・・・・ɤ





管理者側が見ているのは現場ではなく、その上の元請や労働基準局・・・などばかり。
いつの間にか、現場作業の本質を知る者が居なくなって来ている。


高負荷・低コストでの作業化では、労働災害は絶対に減少しない。
管理者は作業効率向上に尽力を尽くすべきであって、
監視者になってはいけない。。。

経済や作業環境、そして気候の急激な変動に対応した、作業指針を示す事が
重要だと思うのだが。












う~ん、この連日の猛暑での作業で、ちょっとイラついてしまいました(^^ゞ