正直者は・・・

文句が多くクレームや不備の多い職人。
自分達の施工ミスも、現場が悪いだ、金が安いからだと、全て他人へ転換。
それに面倒な現場だと、こんなのやらね~!と投げてしまう。

だからか、親会社も面倒な現場や発注元から細かな指示がある現場は、彼らに回さず
他の職人に回ってくる。


ま~、信用して仕事を回してくれるのはありがたいのだが・・・・・・
彼らがそれで仕事がなくなる訳でもなく、逆に簡単で楽な現場が渡っている。
言い換えれば、手間が掛からず日銭になる仕事。

逆にこちらは、彼らに回せない手間と神経を使う現場・・・利益率の悪い現場が増える。


別に、どんなに大変でも頂いた個々の現場について文句がある訳ではない。
ただ、質が悪く態度も悪い職人を何故か甘やかしている管理側(親会社)の対応には
疑問を感じてしまう。


先日も2棟現場で、彼らが1棟やって、もうやらね~、と投げた2棟目に行って来たが、
彼らのその仕事を見て唖然!!
余りに酷い配管に、一緒に行った同僚の職人共に呆れるを通り越して、
同じ会社名で作業をしている者として怒りを感じてしまった。
さすがに酷いので、番頭に直させた方が良いと進言したが、
その職人から現場が悪いからそれしか出来ないと言われたらしく、番頭は引き下がってしまった。
( いや・・・やり方は何とでも出来るって! 現に我々は同じ状況の隣をきちんと
  仕上げてきたし。)


う~ん、悪くても開き直る者には、何故何も言えないのか、対応が甘すぎる。
管理する側は、事を荒立てないようにその場をスルーするばかり。

これでは儲からない現場は蹴って、文句ばかりを言っている者の勝ち! のよう。
きちんとやっている者の方が、儲からないってなんだか・・・・・・







お笑い芸人の親が、生活保護の不正受給を受けていたと騒ぎになっている。
彼にとっては、貰える者は貰っとけ! という感じだったのでしょう。
そう、罪悪感などこれっぽちも無く。

異様にかばう親会社 ( 吉本だね )と、これまた何故か不正受給の論点を意識的にずらしながら
擁護するコメンテイターや○○アナリスト言われる方々。
それを流す、テレビ局や新聞各社。

ま~、この問題を掘り返されるとマズイ方々が、その業界には多いのでしょうね。

でも、こんなのがまかり通ったら、ズルした者勝ちでしょう。









「 正直者が馬鹿を見る。 」 こんな世の中じゃ駄目だよね。