児玉清さん死去

今日は、福島原発についての個人的な見解を書くつもりだったのですが、
夜になり、ショックなニュースが流れてきました。


   児玉清さん、胃がんで死去




体調不良で休養中との報道は聞いていましたが、
う~ん・・・・・・ショックだ!





「アタック25」の司会で有名ですが、ここ数年ラジオによく出るようになり
その上品で穏やかな語り口に、、耳を傾けていました。







中でも、衝撃的に印象に残っているラジオ放送が・・・・・・・

2002年に37歳の若さで亡くなられた、当時マネージャーを務めていた娘さんの事を
初めて放送で語った番組を偶然聞いていました。

いつもの淡々とした語り口とは違う、嗚咽しながらの話。



「 娘は安らかに眠ったとは言ってほしくは無い。 痛みにもがき苦しみながら
逝ってしまった・・・・・」


病と闘う事の辛さを、涙ながらに訴えていた、あの放送が忘れられません。









言葉を大切し、上品で、控えめで、おしゃれで・・・・・
しかし大事なときは、己の意見や感情はきちんと伝える。
まさに、大人の男!
特に歳を召されてからのカッコよさは、まさに憧れです。


家の子供達も、「 ワーズハウス 」のおじいちゃん! と言って、
親しみを持って見ていたほど、存在感のある役者さんでした。





児玉さんは自書の中で、自らのことを 「アクがない役者なんですよ」 と
著しています。

でも、「 児玉清 」ほどの紳士な役者は、もう現れないでしょう。






ご冥福をお祈りします。