最近の現場責任者は・・・

今日は、テナント工事と団地の部屋のリフォーム工事などに行ったのですが、
そのどちらも、段取りが悪いと言うか・・・・・狼


まずは、朝指定の団地の現場に行くと、セットしてあるはずの新しいキッチンセットと
給湯器が付いていない?  
それどころか、クロスもキッチンパネルも張ってなくコンパネやボードのまま・・・
床すら仕上がっていない。
おかしいな~と思い、業者に電話してみると、

   「 ガス屋さんと一緒にセットしようと思って! 」

え~! ガス配管だけを頼んだ職人にキッチンの工事をやらせようとしてるのか?
しかも業者が来るのは1時間後ですって・・・・・

午前中指定の現場がまだあるので、セットが終わった午後に来る事を約束して、
もう1件のテナント現場へ急行する。





現場に着いて、配管場所を見ると・・・・・・・資材の山。
業者の監督は、「 はい! やってね♪ 」と、資材を退かそうともせずに涼しい言葉。
事前に今日工事に行くと、きちんと言ってあったのに。

配管ルートの打ち合わせをしても、「 適当にやっといてね! 」みたいな感じで、
素人と話しているようで、全くらちが明かない。
他の設備が来るのに、適当には出来ないでしょうがܤäƤ

何とか、悩みながら配管してきましたけどね。






どうも最近、この手の業者が多いな~・・・
特に、大手リフォームメーカーの一部では、フランチャイズ制をとっている所もあって、
脱サラして始めたような、現場を知らない現場責任者が増えています。

昔の工務店の棟梁だったら、自分が発注した下職の作業がやり辛いのは、
責任者である工務店の恥だと思っていたのですけどね。


ここ数年建築業界は、大手メーカーだけが強い状態です。
しかし、その弊害も出てき始めている様の感じます。

そろそろ、地域の工務店をもう一度見直した方がよいのではないでしょうか。